製菓衛生師・調理師科は、特別授業の一つとして、株式会社Ⅴ&K様のご協力のもと、現場で活躍中のシェフの方をお招きして、スペイン料理「パエリア」の実習授業を行いました。
授業の冒頭では、代表の方よりスペイン料理の歴史や地域ごとの食文化の違いについて、わかりやすく解説していただきました。
地中海沿岸の温暖な気候と豊かな食材、そしてアラブやイスラム文化の影響を受けて発展したスペイン料理の多様性に、生徒たちは興味津々。
特に、スペイン東部のバレンシア地方発祥の郷土料理であるパエリアは、地域ごとに具材や味付けが異なることも紹介され、文化の奥深さを感じることができました。最後には、完成したパエリアを試食し、「香りが良くて見た目も華やか」「家でも作ってみたい」といった感想が多く聞かれました。
本校は、製菓と調理に関する専門知識と技術の幅を広げるため、外部講師を招いた特別授業を定期的に実施しています。
今回も特別授業を通して、異文化への理解とともに、料理人としての視野が一層広がったことと思います。